乳歯は永久歯より歯の厚みが少なく有機質成分が多いため、虫歯になりやすいといえます。また、生えたての永久歯もまだ歯質の抵抗力が弱い状態で生えてきますので、乳歯と同じく虫歯のリスクが高い状態といえます。
さらに乳歯には、次に生えかわる後継永久歯を正しい位置に導くという役割もあるため、将来的な永久歯の咬み合わせにも重要な役割を果たしているのです。

乳歯、生えたての永久歯の虫歯予防

①ブラッシング指導
保護者様の仕上げ磨きについてもお伝えさせていただきます。

②フッ素塗布
3～6か月ごとのフッ素塗布により、歯質強化と虫歯になりにくいお口の状態をつくります。

③シーラント
奥歯の溝は複雑な形をしているので、なかなか歯ブラシの毛先が入りません。そのため、汚れがたまりやすく虫歯になってしまうこともあります。虫歯になってしまう前に、細かい溝を歯科用の薄いプラスチックでふさいで虫歯を予防するのがシーラントです。シーラントは、生えたばかりの奥歯の虫歯の予防に有効です。

大切なお子様の大切な歯と歯ならびのためにも、早期発見・早期治療・定期的なメンテナンスとクリーニングが大事といえます。